OracleのSEQUENCEについて

Published: 2016年2月17日 by tomsato

◼︎ 概要

Oracleネタが増えてきましたがOracleのsequenceについて調べてみます

Oracle勉強シリーズ

◼︎ SEQUENCEとは

連番や飛び番を発行するための仕組み
この仕組みを使うと一意の番号を簡単に自動生成してくれる
MySQLでいうauto_increment的なもの

◼︎ SEQUENCEの作成方法

// これで作成できる
CREATE SEQUENCE TEST_SEQ1;

// オプションを指定することができる
CREATE SEQUENCE TEST_SEQ
    MINVALUE 1
    MAXVALUE 999999999999
    INCREMENT BY 1
    START WITH 1
    CACHE 1000
    NOCYCLE
    NOORDER
;
オプション 概要 デフォルト
MINVALUE 最小値 nominvalue
MAXVALUE 最大値 nomaxvalue
INCREMENT BY 増分 (整数なら昇順、負数なら降順) 1
START WITH 初期値 昇順の場合:最小値
降順の場合:最大値
CACHE メモリ上に保持するキャッシュ数
キャッシュから値を取れる場合は高速
再起動するとキャッシュは破棄される
20
NOCYCLE サイクルしない nocycle
NOORDER 要求した順に採番することを保証するか
インスタンス毎にキャッシュが用意されるので
インスタンスAとインスタンスBで持っているキャッシュが異なり
NOORDERの場合だと1,30,2,31などの採番になる可能性がある
noorder

◼︎ SEQUENCEの使い方

順序.NEXTVAL 順序の次の値を取得する
順序.CURRVAL 順序の現在の値を取得する
-- シーケンスの取得
SQL> SELECT TEST_SEQ1 FROM DUAL;

   NEXTVAL
----------
         1

-- 現在値の取得
SQL> SELECT TEST_SEQ1 FROM DUAL;

   CURRVAL
----------
         1

-- シーケンスの取得
SQL> SELECT TEST_SEQ1 FROM DUAL;

   NEXTVAL
----------
         2

作成したsequence一覧の確認方法

SQL> select sequence_name, last_number from user_sequences order by sequence_name;
 

◼︎ 注意事項

インスタンス単位でのsequenceの現在値を知ることはできない
わかるのは自らが採番した後の現在値(=次の値)だけとなる
(※) CURRVAL という擬似列で現セッション中で最後に採番した番号(=現在値と言い換えることもできる)を知ることはできる
そのセッションで採番 (NEXTVAL) を行なっていない場合には、CURRVAL 擬似列を参照することはできない。

ORA-08002: 順序 sequence_name.CURRVALはこのセッションではまだ定義されていません
 

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