概要
Oracleを11gから12cにアップデートする時に気をつける点を紹介します
SQL的な観点で1点つまずいたのでそれについて
Oracle勉強シリーズ
- Oracleの表領域についてまとめてみた
- Oracleのパーティションについてまとめてみた
- Oracle ダイレクトロードインサートについて
- OracleのSEQUENCEについて
- Oracleのパーティションインデックスについて
- Oracleのフェイルオーバーについて
- Oracle11gから12cへの移行の注意点
外部結合演算子について
注意点の紹介をする前に事前知識として外部結合演算子について紹介する
Oracleには外部結合演算子(+)というものがある
例:左のテーブル (TABLE1) はすべて残して、右のテーブル (TABLE2) と外部結合したい場合 の SQL
SELECT t1.key1, t1.name1, t2.name2 FROM table1 t1, table2 t2 WHERE t1.key1 = t2.key2(+)
テーブルの結合キーに (+) をつけることで外部結合される
12c移行時の注意点
基本的に11gのSQLでも12cでは使えるようだが全く問題がないようではなかった
OracleデータベースエラーコードORA-30563詳細
外部結合演算子を使う際に12cではORDER BY句の中で演算子は使えないみたいだった
使おうとすると「ORA-30563: ここでは外部結合演算子(+)は許可されていません」というエラーが出るので注意
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