概要
JavaScriptを読むにあたってwindowってなんなのかつまったのでまとめておく
当たり前のことなのかもしれないけどわからなかったのでまとめておく
JavaScript勉強シリーズ
- JavaScriptのthisについてメモ
- JavaScriptのコンストラクタについて
- JavaScriptのwindowについてのメモ
- JavaScriptのプロトタイプ継承について
- JavaScriptのプロトタイプチェーンについてメモ
- JavaScriptのスコープについてメモ
- JavaScriptの論理演算による存在チェックについて
- JavaScriptのクロージャについてメモ
- JavaScriptのグローバル変数の衝突について
windowについて
windowとは
JavaScriptをブラウザで使用する場合、最初からwindowというグローバルオブジェクトが提供されている
このwindowにはブラウザのウインドウに関するものがまとまっている
// google chromeのDeveloper ToolsのConsoleを開いた状態で以下のコマンドを実行すると // 自分では宣言していないwindowオブジェクトが存在していることがわかる console.log(typeof window) // object console.log(window.outerWidth) // 1920
windowのプロパティ例
プロパティ | 説明 |
name | ウィンドウの名前を設定 |
screenX | ウィンドウのx軸方向の位置 |
screenY | ウィンドウのy軸方向の位置 |
outerWidth | ウィンドウの幅 |
outerHeight | ウィンドウの高さ |
グローバル変数を用意した場合windowオブジェクトのプロパティとしてアクセスが可能になる
var x = 15; console.log(x) // 15 console.log(window.x) // 15 console.log(x === window.x); // true
windowの表記を省略することも可能
windowはグローバルオブジェクトのプロパティでありグローバルオブジェクトの参照を持つ
自己参照であるため以下のような振る舞いを起こす
// chromeのdeveloper toolsのConsole上で確認することができる window === window.window //true window === window.window.window //true window === this //true window === window.self //true
これは実質的に以下のように書いた物と同等で
var global = this; print('global' in this); // true
グローバル変数globalはグローバルオブジェクトを参照するthisを参照しているため
globalはグローバルオブジェクトのプロパティであると同時にグローバルオブジェクトの参照を持つ自己参照である
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